お部屋探し・徹底チェック10

人間の生活の中で欠かすことのできないのが『衣・食・住』。
中でも『住』は、家族と過ごす居心地の良い場所であり、心のやすらぎを得る場所でもある。
また、現実的に敷金や礼金、家賃の前払いなどで大きな金額が動くのも事実。
簡単に借り換えができないだけに、慎重な部屋探しが望まれる。
 『探すタイミングと、労を惜しまない細かな確認』こそが部屋さがしの成功の秘訣。
ここでは、一般的に『失敗しない部屋探しのコツ』といわれる10のポイントを紹介。
実際に物件を下見する際に、ぜひ覚えておきたい。

1. 最寄りの公共交通機関は必ずチェック

富山はマイカーの利用率が高く、市街地の物件を除けば、駐車場はほぼ完備されている。でも、何かの機会に公共の交通機関があると便利なもの。物件には、一般的に『80m=1分』に基づいて、◯◯駅◯分と表記されるが、実際の距離とは若干異なる場合が多い。事前に自分の足で下調べをしておこう。

2. 生活関連ショップをチェック

建物との距離をチェックする際、スーパーやコンビニ、薬局などの生活必需品を購入できる店を確認しよう。いくらマイカーがあるからといっても、よく利用する店は近いにこしたことはない。特に雪の多い冬場は出にくくなるのでは?

3. 女性は防犯環境を要チェック

一人暮らしの場合、(特に女性)、防犯面はしっかりチェックしておきたいもの。昼間はそうでもないが、夜になると途端に寂しくなるのは富山だとよくあること。せめて街灯の明るさぐらいは確認しておこう。

4. 騒音・公害をチェック

市街地に部屋を借りると、カラオケスナックや踏切、幹線道路や学校のグラウンドなどの騒音は、必ずチェックしておきたい。また郊外でも、近くの工場からの排煙や騒音などは、うっかり見逃しやすい。特にマンションなどの密封性の高い建物の場合、窓を開けた状態で確認しておくこと。

5. 融雪処理をチェック

雪国富山は、朝の出勤時の凍結・除雪は避けて通れない問題。そんな時は融雪装置が大活躍。アパート前の駐車場はもちろん、大通りに出るまでの途中の道路はしっかりチェックしておきたい。朝夕の重労働を考えると、周辺道路の融雪装置完備はやっぱり必須?

6. 共有スペースをチェック

確認しなければならないのは、環境や部屋ばかりではない。アパートの共有スペース(通路・ゴミ置場・階段・アプローチなど)はじっくり観察しよう。そのアパートの共有部分の散らかり具合で、管理の良し悪しや住人のモラルの目安になる。通路や階段がゴミだらけなんて事は論外。

7. 換気設備や臭いをチェック

トイレや風呂場の湿気の具合、キッチンの換気扇やシンク下の排水管をチェック。造り付けや換気が極端に悪いと、カビが生えてクロスを台無しにしたり、臭気がこもってとれなくなったりすることも…。

8. 収納スペースはしっかりチェック

どんなに部屋が広くとられていても、収納スペースが少ないと、結果的にタンスや物入を買い込むことに。物の所有量を把握し、収納スペースは必ず計算しておこう。また、押入の高さや奥行きなどもメジャーなどで測っておきたい。いざという時に、高さ不足で大きな物が収まらないこともある。

9. 設備関連はとにかくマメにチェック

最近のアパートは、様々な附帯設備が既に装備され、入居と同時に快適な生活を始めることができる。まずは、それら設備を入居前に徹底チェックし、故障箇所を見つけたら管理人の立会の下で確認、必要に応じて修理の手配をしてもらおう。エアコン・照明・コンロ・水道漏れなどは大丈夫?

10. 見落としがちなコンセントをチェック

電化製品が生活へ浸透し、様々な家電製品が安く入るようになった近年、家庭で使う電気製品も増える一方…。という人は、コンセントやTVアンテナのジャックの数と位置に注意。タコ足と延長コードだらけだと、火災の危険がある上、配置に制約が出てしまう。居間にしたかった部屋にジャックが無いため、テレビが置けないなんてことも。




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